
大河内一楼
「プラネテス」脚本
インタビュー第2回 03/08/25
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★26本の脚本全部を、大河内さんが書かれるそうですね。
TVアニメーションでは珍しいのでは?
そうですね。複数の脚本家が持ち回りで書く方が一般的でしょうか。僕も最初はそうするつもりだったのですが、谷口監督に一人で全部書きませんか? ――と、そそのかされて(笑)。ま、その気になってしまったわけです。我ながら、単純ですね(苦笑)。
確かに一人で書いた方が、コントロールしやすいというのはあります。ですが、自分一人でいろんな"色"を出さなくてはならないのは大変ですね。特に今回のプラネテスは、泣かせ、ギャグ、ロマンス、忍者など、作品としての統一感はありつつも、見るたびに違う話が楽しめるように――いい意味でバラエティショーになればいいと思っているので。
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