テクノーラ社-社内報
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■ INTERVIEW : 003  

大河内一楼
「プラネテス」脚本

インタビュー第1回 03/08/10

★最初どの様な感じで、大河内さんにアニメ『プラネテス』の話が来たのですか?
 
『プラネテス』の話が来たというより、谷口悟朗監督の新作ということで、お話をいただきました。僕は谷口監督が手がけた「無限のリヴァイアス(*)」という作品が好きで、前から興味があったので、谷口監督という時点で引き受けてしまいました。「プラネテス」という作品が原作だと知ったのは、その後でしたね。
 で、コミックス(*)を買ってきて。
 まず一話を読んでみて。
 ……困りました(笑)。
 おもしろいんです。
 それも、かなり完璧に。
 足したり引いたりする必要が全然ないんですよね。
 だったら、楽じゃないかと思われるかもしれませんが、これが、そうでもないんですよ。
 コミックとアニメーションは似ているようで、やはり得意不得意が異なるので、単に原作を引き写しただけでは、原作の劣化コピーにしかならないんです。
 だから、原作の魅力を殺さないようにしながら、別の魅力を出そうと、今あがいているところです。

※「無限のリヴァイアス
 ……未見の方は、ぜひ。『プラネテス』ファンには、一話の宇宙表現も見どころ。
※講談社e-manga 「プラネテス」
  http://kodansha.cplaza.ne.jp/e-manga/club/manga/planetes/index.html
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