■ 基本用語 |
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デブリ(space debris) |
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本来は破片の意。宇宙空間にあって役割を果たさない人工物体の総称。宇宙ゴミ。
地球周回軌道上を飛翔している。 |
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ケスラー・シンドローム |
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NASAの著名な研究者であったD.ケスラー博士が唱えた理論であり、警鐘。
デブリ同士が衝突して、破片が生成されると、デブリクラウド(デブリの雲)が発生して、衝突確率が1桁上がる。そうすると、ますます衝突事象が起きやすくなり、それで更に発生したクラウドで更に確率が上がり、衝突が連鎖的に発生して、ロケットをどの時間、どの方向に打ち上げても、デブリに遮られて、宇宙開発が最後にはできなくなってしまうという破滅的な理論。
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低軌道 |
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高度200〜500kmのところをいう。 |
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弾道軌道 |
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大気圏外に出て飛行。第一宇宙速度よりも遅いが、近い速度。 |
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地球周回軌道 |
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第一宇宙速度を超えることで、地球を回り続ける事の出来る軌道のこと。 |
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墓場軌道 |
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退役・廃棄した静止衛星が周回している軌道。(高度 37000km周辺) |
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ヴァン・アレン帯 |
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地球磁場にとらえられた、陽子、電子からなる放射線帯のこと。
ネルギーの高い粒子が地球をドーナッツ状にとりまいている領域。
(第一次・高度1000km〜3600kmピーク〜5000km、第二次・高度 20000kmピーク) |
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大気圏 |
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地球をとりまく大気の存在する範囲。(下から順に)対流圏・成層圏・中間圏・熱圏の総称。気圏。
高度3万kmまで。 |
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宇宙空間 |
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地球の大気圏と宇宙の境目は存在しない。高度8万メートルを超えれば宇宙と言ってかまわないらしい。 |
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ラグランジュポイント |
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主星と従星の重力と遠心力の均衡点。二つの天体の組み合わせについて5つづつある。 |
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第一宇宙速度 |
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物体をこの速度で水平に投射すると地球の周りを回り続ける速度。秒速7.9km。 |
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第二宇宙速度 |
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人工天体が地球軌道から脱出する速度。秒速11.2km。脱出速度とも言う。 |
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第三宇宙速度 |
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人口天体が太陽系の軌道から外れて恒星間空間へと進んでいくことの出来る速度。秒速16.7km。 |
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